「おはようございます。珍しいですね、こんな時間に」
「今日出す課題、学校に忘れた」
「間に合うんですか」
「まあ無理だろうな」
「随分堂々と」
「しかし2人の力を合わせれば!」
「誰と誰ですか」
「俺とお前だろ」
「……それで、なんの課題ですか?」
「読書感想文」
「2時間目じゃないですか」
「5組の時間割まで把握しているとは」
「仕事ですからね」
「さすがだな」
「褒めても、読書感想文なんて手伝えませんよ」
「手伝わなくていいからあらすじだけ教えてくれ」
「……読んでもないんですか?」
「まあな」
「自慢げに言わないでください」
「っていうか本を学校に忘れた」
「なるほど」
